生存報告202105

こんにちはーkuwaaaです。

 

ここ最近なかなか忙しかった。

ありがたいことに研究室で学会に参加する機会を与えられたのはいいのですが(発表者ではなく共著者)、スライド1枚作るのに3日間くらいかかってやっと提出できました……。発表者の先輩はここ1週間死にそうな顔してましたが大丈夫なのかな……就活もあるし…。僕自身もブログはおろか、好きな映画も見る時間が取れずちょっとナーバスになりかかっているので、少しとりとめもない文章を書いてストレス発散です。

 

ばりばり結果を出さないにしても、研究者としてアカデミアで生き残るのは並大抵のことではないなと痛感します。実験やりながら結果出して、発表資料作って、プライベートな生活も充実させられる人って、鉄人だと思います。教員が夜10時過ぎまでラボにいるのに次の日も7時には来ているのを見て、僕には無理だな~と思ってしまいます。しかもその生活が週6。えぐすぎる。

 

ラボの先輩方は研究を毎日頑張っていますが、就活はなかなかうまくいってません。ESもばんばん落とされてます。研究職は競争が熾烈な業界ですね。

でも日本では研究者は冷遇され、科学技術は衰退していく一方。大学生で学振などの補助金をもらえるのは結果を出せる一握りの人たちだけで、バイトも就活も恋愛も、みたいなハッピー大学生ライフは遠い夢の話。う~ん。不安になります。もうすぐ6月に入り、就活解禁日を迎えますが、先輩方は果たしていい会社に行けるんでしょうか。

 

電車の中で、最近「ロッキー」を観ることが最近の生きがいです。毎回どん底に落とされながらも必死で這い上がるロッキーに励まされています。やっと3まで観終わりました。昔の映画ですが、けっこう好きです。アマゾンプライムに感謝。

 

来週もまた頑張ります……。

 

ということで今回はこの辺で。

 

TO  BE CONTINUED

【スパイダーバースのコンビ!】天才フィル・ロード&クリス・ミラーってどんな人?

こんにちは~kuwaaaです。

 

この記事では、傑作・良作映画を次々と生み出す天才コンビ、フィル・ロード&クリス・ミラーについて紹介します。この二人が関わった作品は「スパイダーマン:スパイダーバース」、「レゴ・ムービー」をはじめ、王道かつクレイジーな傑作ばかりです。

LEGO(R) ムービー(字幕版)

僕もこれらの作品がとても好きで、二人について興味を持ち色々調べてみたのですが、日本語サイトだとなかなか情報が少ないですよね。映画を観た後に制作者のことを調べて知識や考察を深めるのも映画鑑賞の1つの楽しみ。なぜ、この天才コンビの記述が少ないのか…。もっと知りたいのに……。

 

そこで!

誰も書いていないなら僕が書いちゃおう!と思い、英語版サイトなども参考にしつつ、紹介することにしました。僕と同じように、フィル・ロード&クリス・ミラーのことを気になった方に役立つといいなと思って書きました。

 

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/93/Phil_Lord_%26_Christopher_Miller_by_Gage_Skidmore.jpg/1920px-Phil_Lord_%26_Christopher_Miller_by_Gage_Skidmore.jpg

(英語版Wikipediaより 左がフィル・ロード 右がクリス・ミラー )

 

ざっくりとした生い立ち

フィル・ロード(Philip Anderson Lord)は1975年6月12日生まれ。マイアミ出身で母親はキューバの心理学者、父親は元航空会社勤めでダンス劇団の監督をしていました。

クリス・ミラー(Christopher Robert Miller)は1975年9月23日生まれ。シアトル出身で父親は製材所を経営しています。

 

二人とも、とくに芸能一家の出身というわけではないようですね。

 

キャリア

アニメーションの短編映画製作に親しんでいた二人は大学で出会い、そこから映画製作のキャリアを共にしていくことになります。(ロードの当時の彼女の髪にミラーが火をつけてしまったのが出会いなんだとか……笑)大学在学中、校内新聞にミラーのプロフィールが掲載され、ディズニー社の会長の目に留まりました。面会を提案されたミラーはロードを連れてくることを条件に会議に出席。その3か月後、二人はウォルト・ディズニー・テレビジョン・アニメーションでの2年間の契約を提示されました。

 

デビュー作はテレビアニメシリーズ「Clone High」(2002~2003)。テレビ評論家からは賛否両論でしたが、だんだんと批評家からの高評価を獲得し、カルト的な人気を博しました。(ちなみに、二人はこの作品で声優も務めています。) 低視聴率が原因で打ち切りになってしまいましたが、現在はリブート版の制作が進行中です。

Clone High: Complete 1st Season [DVD] [Import]

 

出世作となったのが、「くもりときどきミートボール」。一時は脚本が受け入れられず解雇される事件もありましたが、再雇用され制作に携わり、最終的に公開されると高評価を得ました。その後も「21ジャンプストリート」、「22ジャンプストリート」、「レゴ・ムービー」、「ブリグズビー・ベア」など良作を連発。順調にキャリアを重ねました。

 

このころには注目を集めるようにはなっていましたが、革新的な映像技術で映画界に衝撃を与えたのが、2018年公開のアニメーション映画「スパイダーマン:スパイダーバース」。スパイダーマンのスピンオフ映画ながら観客・批評家の両方から絶賛されました。賞レースでも席巻し、ゴールデングローブ賞や、それまでディズニーの一強だったアカデミー賞・長編アニメーション部門にも輝きました。

f:id:kuwaaa:20210418003428j:plain

 

 

作風

一般的に言われていることとして、

・素早いカット、編集でシリアスなシーンも悲劇的に感じさせない

・ストーリーで「外し」を入れるのがうまい

・ドラッギーでとがった表現が得意

などがあげられます。確かに……。

 

 上で上げた作品(「Clone High」以外)を観た僕の印象としては

・子供と父親など、「精神的に孤立した主人公と反対する周囲の人々」といった構図が多く、主人公の内面にフォーカスしたストーリー展開

・パロディを中心としたコメディタッチが好き

・「変わり者」を肯定する

・大きなストーリー展開テーマ性は王道かつ普遍的(家族愛など)

・作品中での映画愛の表現が多い(エンドクレジットやパロディなども含む)

・人種やジェンダーなど、多様性に配慮する描写

恋愛要素は控えめ。

といったところが特徴的だと思います。

 

僕が個人的にすごいと思うのは、どの作品でも常に新しいことに挑戦している姿勢をビシビシ感じられるのに、全体的なバランスが絶妙にとれていることです。

 

2021年になってもNetflixでもプロデュースした「ミッチェル家とマシンの反乱」も好評を博しており、2022年公開予定の「スパイダーマン:スパイダーバース」続編は現在制作中とのこと。ミラーはTwitterで「スパイダーバース続編の新しいアート技術の開発に僕はびっくりしているよ。1作目が古めかしく見えるだろうね」とコメントしています。

携わる作品がことごとくヒットし「この二人が関わればハズレなし」ともいわれるコンビ。ますます目が離せません!

 

kuwaaa.hatenablog.com

 

さて、いかがだったでしょうか。誰かのお役に立てれば幸いです。

ではまた。

【jojo reference?】英ロックバンドQueenのコメント欄にあふれる海外の秀逸ジョジョネタ

どうも~。kuwaaaです。

原作・荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」は日本だけでなく、海外での人気も抜群です。日本では、独特の力強いセリフやジョジョ立ち、ギャグがネットミーム化して大人気ですが、それは海外でも同じ。英語圏では[jojo reference]が日本での「ジョジョネタ」と同義で使われており、ジョジョ関連のコメントには必ずと言っていいほど出現します(詳しくはまた別の記事で…)。

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部が初アニメ化 東方仗助とクレイジー・ダイヤモンドが動き出す | アニメ!アニメ!

 ジョジョではスタンドの名前が洋楽に由来していることもあって、関連する洋楽のコメント欄はジョジョネタであふれています。今回はジョジョに出てくる元ネタの洋楽の中でも、世界中で人気を博すイギリスのロックバンド「Queen」(ジョジョ4部でよく使われていますね)の秀逸すぎるコメント欄を見ていきましょう。

 

1.Killer Queen


www.youtube.com

まずはQueenの出世曲〔Killer Queen〕から!吉良吉影のスタンド・「キラークイーン」の元ネタです。触れたものを爆弾に変える能力を持つことから、

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This song is the bomb! / この歌は(爆弾みたいに)最高だ!」といった、かけ言葉が巧みな使ったコメントや、

 

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Killer Queen has already touched the like button. / キラークイーンはすでにいいね!ボタンに触れている」のような日本語コメントにもよく見かけるジョジョネタまでありますね。他にも、、

 

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Please stop with the jojo references i just want to live a quiet life / どうかジョジョネタ(コメント)はやめて。自分はただ静かな生活を送りたいだけなんだ」と、一見普通のの洋楽ファンに見せかけた秀逸な吉良吉影コメントも…。(jojo referenceの言葉が出てくる時点でジョジョラーですが…笑)

 

これらのジョジョネタコメントはどれも数万のいいね!がついており、ジョジョのグローバルな人気がうかがえますね。吉良吉影は海外でも大人気のヴィランで、ほかの曲でもネタコメントであふれています。

 

2.Another one bites the dust


www.youtube.com

 続いてはイントロがかっこいい〔Another one bites the dust〕。こちらも吉良吉影の能力「バイツァ・ダスト」の元ネタです。海外のコメント欄あるあるの「-〇%」にも

 

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上「Types of comments: / コメントのタイプ

  -33% peaple mad because of TikTok / ティックトックのせいで怒っている人々

  -33% Jojo fans / ジョジョファン

  -33% Queen fans / クイーンファン

海外でもジョジョには熱狂的なファンがいるようです。ティックトック嫌いな人も…。

下「0% sex / エッチなこと

  0% nudity / 裸

  0% drugs / ドラッグ

  100% quiet life with hand fettish / 手フェチの静かな暮らし

と冷静な?ジョジョラーのコメントもあります。

 

3.Made in heaven


www.youtube.com

お次は〔Made in heaven〕。ジョジョ6部のラスボス、エンリコ・プッチの時間を加速させるスタンド能力の元ネタになっています。

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This song has 25 years, it's impressive that time fli-

   wait wtf / この曲は25年経った。感動的だなあ、時間が過ぎるのは速-… 

 ん?ちょっと待って、、どいうこと?

こちらのコメント主は時間が加速した世界にいるのでしょうか。笑

 

登場するキャラクターもコメント。

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上「ブチャラティ i'm not even in this part / 僕はこの6部には全く出ていない

5部のメインキャラクターであるブチャラティはシリーズ屈指の人気ですが…笑

下「プッチ I finally achieved heaven. / ついに天国に到達したぞ

ジョジョの世界にYouTubeがあったら、ほんとうにコメントしてそうな勢いですね。

 

いかがでしょうか。いちジョジョ好きとして、世界でジョジョが愛されているのはなんだかうれしい気がします。それではまた!

 

映画好きはこちらもッ!

kuwaaa.hatenablog.co

kuwaaa.hatenablog.com

ps. 記事はリライトしてどんどんボリュームアップするかも

 

TO BE CONTINUED

 

本ブログの4つの方針〜

あ、どうも。kuwaaaです。

この記事では、私のブログの方針について今現在考えていることを備忘録も兼ねて書きたいと思います。他の記事を読んでこのブログの詳細が気になった人がいたら、この記事が役に立つと思います。

 

1.収益化について

2021年5月現在、このブログは収益化しておりません。広告が記事に出てるかもしれませんが、運営元のはてなブログのものですので、わたしは利益はゼロです。収益化は将来できたらいいなとは思っていますが、当面の間は(収益化できるかどうかもわかりませんが)考えないで書いていこうと思っています。というのは、自分が楽しくブログを書いていきたいからです。収益化のために書きたくもないことを書いたり、書いて収益が出なくてモチベーションが下がってしまっては元も子もないと考えています。

ちょっと話題がそれますが、お金を儲けるため、あたかも役に立つような誘導をしてそれとなく記事に広告を張りまくる人をよく見かけますが、ああいうのを見るとあんまり気分はよくないですね。「人の振り見て我が振り直せ」といいますが、収益化できても今の気持ちを忘れず、健全な記事を書いていきたいと思っています。

収益化の動きは、その都度記事として更新していきたいと考えています。

 

2.更新頻度について

あまり頻繁に更新はできないと思います。研究室生活が週6あってなかなか忙しいので、その合間に息抜きとして書いています。収益化するためには3日に1記事くらい書かなきゃダメという人もいるみたいですが、自分のモチベーション維持のためにも月1くらいで書けたらいいかな…と漠然と思っています。長い文章を書くのも昔から得意ではなかったので、わりとスローペースで書いています。温かい目で見守ってもらえるとありがたいです。

 

3.ブログのジャンルについて

僕の好きなことが記事に取り上げる範囲です。映画(洋画)、英語、ジョジョなどです。独りよがりになりすぎないように気を付けながら、昔の自分に役立つように、といった観点を大事にして書いています。

もともと自分の英語学習用(英語で書く)としてブログを考えた経緯があり、英語を絡めた内容も多くなるかと思います。自分自身、TOEIC925、英検1級1次合格というレベルでそこそこできる方だとは思っています。しかし、英語学習法の記事は今のところ書く予定はありません。まだまだ僕も英語学習の道半ばですし、誰かに教えられる、というレベルではないからと感じているからです。自分の中で英語に自信を持てるようになったら書こうと思います。

 

4.SNSとのリンクについて

本ブログはTwitterなどのSNSとはリンクさせないつもりでいます。ブログ界隈ではTwitterと連携させることがブログ拡大のためには必須のように言われていますが、私の実生活を圧迫させないために、本ブログは現在のところリンクさせない予定です。SNSは宣伝するのに素晴らしいツールだとは思いますが、何かと気苦労も多く自分的にちょっとした苦手意識もあります。自分のペースで書けるブログオンリーのスタイルがあってるのかな…という気がしています。

                                                    https://4.bp.blogspot.com/-YiybfO2Q7eI/Vw5K0M1LVCI/AAAAAAAA5tc/IUsoF1brRIAoMNHvdsmkAeg4wnM49byDQCLcB/s800/pose_necchuu_computer_man.png

 

ということで以上です!これからもよろしくお願いします。

 

 

 

研究室生活でバッキバキに精神をすり減らした映画好き大学院生が選ぶ、傑作映画と予告7選

はじめに

 

どうも、研究室生活で身も心も疲れ切ってしまっているkuwaaaです。

 

映画って予告編を見るのも楽しみの1つですよね。僕が小中学生の頃はYouTubeがそれほど栄えていなくて、映画の予告を見ることができるのは映画館かテレビだけでした。予告を自由に見ることがレアだったためか、とてもワクワクしながら見ていたのを覚えています。

 

そんな経験から、YouTubeなどでいつでも予告を見ることができるようになった今でも、僕は予告を見るのが特別な感じがして好きです。楽しみにしている映画の予告は何十回と見てしまいます。

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スパイダーマン:スパイダーバース

この記事では、僕が独断と偏見で選んだ傑作映画予告を紹介しています。YouTube上にあるものなのでわりと新しめ?です。

映画本編の中身に関係なく選ぼうかと思ったのですが、せっかく予告を見るのですから、興味を持ったらそこからぜひ本編も見たくなるような映画予告がいいな、と思ってチョイスしました。我ながらセンスのある、バランスのいい傑作ばかりを選べたと思います。

それではどうぞ!

 

 

 

 

1.ボヘミアン・ラプソディ(2018)


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 2018年に公開され、世界中でイギリスのロックバンド「Queen」旋風を巻き起こした伝記音楽映画。アカデミー賞では主人公フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが主演男優賞を獲得したほか、最多4部門を受賞しました。

第1弾となるこの予告は、Queenとともにリードボーカルのフレディがスターダムに駆け上がる姿を代表曲「Bohemian Rhapsody」、「We will rock you」、「We are the champion」に乗せてフォーカスしています。

フレディの内面にはフォーカスせず、有名な曲のみを使っていることから、ライトな映画・音楽ファンも幅広く意識したものでしょう。光と影をチラ見せする王道のパターンではありますが、主張しすぎることなく、バランスが素晴らしいです。

予告の最後、大観衆の前で歌うフレディのシーンが期待を膨らませます。「映画館で観たい!」と思わせるのがとてもうまい予告編だと思います。

 

2.ソーシャル・ネットワーク(2011)


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 誰もが知るSNSフェイスブック創始者マーク・ザッカーバークがこの映画の主人公です。この予告編の素晴らしいところは何といっても音楽。フェイスブックの栄華の背後にある影を、安らかだけども少し悲しげな音楽が暗示します。デビッド・フィンチャー作品特有の暗い色味もマッチしていますね。

若き天才、ザッカーバーグのどこか常人離れした言動が垣間見えるシーンも見る意欲をかき立てます。

大学生におススメの映画で必ず出てくる作品。超絶ハッピー!な映画ではありませんが、2010年代を代表する傑作映画として海外のサイトでよく紹介されています。若者らしいエネルギッシュさと天才の孤独が見どころ。ザッカーバーグのやや偏屈な性格が表れる超早口な会話、ハーバード大学ヒエラルキー模様、ザッカーバーグが悪い顔しながらハッキングする姿がみられる最初の15分ほどのシーンが僕のお気に入りです。

 

3.テネット(2020)


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みんな大好きクリストファー・ノーランの監督作品。製作費は約200億円!。予告が出るまで時間をテーマにしたスパイ映画、という事前情報のみでしたが、この予告をみてもほとんど内容についてわからないようになっています。笑

ストーリーについてはあまり触れていないのに、独特な重低音を活かした音楽と、逆行する驚異の映像だけでノーラン監督が革新的な映画を作ろうとする意欲を感じさせます。どういう映画なんだろう?と観客に興味を持たせるのがとてもうまい予告だと思います。

 

4.スパイダーマン:スパイダーバース(2018)


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日本では知る人ぞ知る?アニメーション傑作映画。こちらは日本向けの予告。アメリカの本予告(こちらもかっこいい)とは違って、よりシリアスな雰囲気でストーリーをあまり出していないのがいいです。ピーター・パーカーの墓や「大いなる力には大いなる責任が伴う」、「運命を受け入れろ」のフレーズがサム・ライミ版初代スパイダーマンを感じられるつくりとなっていて、初代ファン向けの予告ではあるかもしれません。

それでも、本作品の真骨頂ともいえる最先端の映像美が堪能できる素晴らしい予告だと思います。本編もストーリー・キャラクター・音楽・映像どれもが最高な作品ですので気になった方はぜひ。できるだけいい環境で観ることをおススメします。笑

僕の中ではアニメ映画ナンバーワンです。老若男女、すべての方が楽しめます。

kuwaaa.hatenablog.com

 

5.ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)


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 トム・クルーズ主演の大ヒットスパイアクション映画。シリーズが進むにつれてトム・クルーズのひやひやするようなアクションがパワーアップしていく驚異的な作品です。この予告編は、トムの躍動感あふれる演技ををテンポよく見せながら、後半、緊迫したシーンに合わせてテーマ曲を効果的に使っているのが魅力的です。どんな映画のシリーズ作品であれ、(ファンなら特に)予告でテーマ曲が流れるのは胸が躍るものですが、このミッション:インポッシブルの予告編は突出して、ワクワク感を期待させるスリリングな演出になっています。まだまだ続編が公開されるということで、楽しみです!。

 

6.LIFE!(2013)


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この記事で取り上げた予告に限らず、『傑作予告には傑作音楽』の法則があると僕は思っていますが、この「LIFE!」の予告も例にもれず予告の音楽チョイス・配置が素晴らしいです。

予告前半では〔Bohemian Rhapsody〕の冒頭「Is this the real life?  Is this just fantasy?/これは現実の生活なのか?ただのファンタジーなのか?」が主人公の空想癖と合わせ、なんだかうまくいってなさそうな現実と対比させています。

後半では〔Step out〕に合わせ、大自然に飛び出す主人公の姿を映し出します。「なりたいものや やりたいこと… 沢山あったんだ」、「人生はきっと…知らない世界に飛び込むことよ」……。壮大な自然にぴったりなこの曲が、外に踏み出す(step out)主人公とマッチしています。あまり派手さはないものの、映画の世界にゆっくり引き込むような予告スタイルもいいですよね。

途中ではさまれる、問いかけるようなシンプルかつキャッチーな日本語フレーズのカットも映画(予告)の雰囲気にぴったりです。この映画、映画館で観たかったなあ…。

 

7.カーズ/クロスロード(2017)


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 ピクサーのアニメーション作品「カーズ」シリーズは、子供向けなのかもしれません。それでも、当時「カーズ2」しか観たことなかった大学生の僕ですら、この予告編を見たら映画館で観たいという気になりました。そして最終的に大傑作「カーズ」1作目を観ることができたので、この予告編にはとても感謝しています。(映画館で特典のばりばり子供向けなシールをもらっちゃいましたが…笑)もちろん、この3作目も最高でした。

冒頭で主人公マックイーンはいきなりクラッシュする本予告は「カーズ」ファンではない僕にも強烈な印象でした。そして世代交代の波に押されるマックイーンの表情はどこか暗く…。クールなカーレースのシーンを見せつつ、待ち受ける苦難を暗示するシリアスな雰囲気を混ぜるのが巧みですね。奥田民生の日本語版主題歌〔エンジン〕も「カーズ」シリーズのロードムービー的な世界観と調和しています。

ピクサー作品は子供向けでありながら(本当にそうなのか?とは思いますが)、王道のストーリーや普遍的なテーマを持ちつつ、キャラクターの感情や精神の葛藤や成長をごまかさず丁寧に描くのが傑作が多い理由だと思います。。アニメーションも美しく、常に3Dアニメの最先端を走っています。

自分には合わないかも、と思っている大人の方もドハマりするかもしれませんので、気になったらぜひ。

 

 

それではこれで以上です! 読んでくださりありがとうございました。

にわかと映画好きの基準とかどうでもいい?~大学生vsゴッドファーザー~

こんにちは、kuwaaaです。

ちょっと挑発的なタイトルにしてみましたが、まじめに書きましたし本心なので後悔はしていません。昔から映画は好きでしたが、僕は大学生になって映画をよく観るようになりました。よく観る、といっても週に1本、研究室に入ってからは2週間に1本くらいの頻度です。世間一般の人からするとかなり多い方でしょうが、たまにYouTubeなどで1年間に100本以上観た、と言っている方を見かけるのでめちゃくちゃ映画を観る、というタイプではないですね。

大学生になったばかりの頃、他人の前(特にあまりまだ仲良くない人の前)で自分の趣味・映画について喋ることに少し抵抗感を感じていたことがあります。

僕は映画全ジャンルが好き、というわけではなく、ホラーやグロ、ロマンス、邦画実写ものは苦手で話題作でも自分からはほとんど観ません。アクション映画は好きですが、有名なアベンジャーズのシリーズはあまり興味がないので、話し相手に「あの映画観たことないの?」とか言われるんじゃないかと地味に恐怖を感じることがありました。それに加えて、相手が自分よりも映画に詳しかったりしてマウントをとられたりするんじゃないか、というのも怖かったですね。幸いなことに、実際にはそういう場面にはほぼ遭わなかったのですが、ネットでは映画を1年に何本も観ることを自慢げに、知識や考察を語る人が少なくありませんよね。他人より知識があると優越感を感じるのはよくわかりますが……。そういうのを目にしてはビミョーな劣等感のようなものを感じていました。

そんなわけで、趣味を聞かれるたびに「映画観るの好きなんだよね」と答えてはいたものの、何となく不安な気持ちで、どのくらい映画を観れば自信をもって「映画好き」と言えるんだろうか、自分は「にわか」なんだろうか、とぼんやりと考えるようになりました。

 

そのうち1つの答えとして、映画は「観るタイミング」(さらに言うと映画体験)を大事にすれば、それ以外気にする必要なんてないんじゃないか、と思うようになりました。この気持ちは後で紹介する「ゴッドファーザー」を観て確信に近くなりました。


www.youtube.com

 

小学校で観た「ハリーポッターと賢者の石」や、金曜ロードショーでワクワクしながら(CMで途切れるのをじれったく思いながら)観た「スターウォーズ ファントムメナス」、家族で観た屋外上映での「スパイダーマン3」の映画体験は僕とって唯一無二だと(今になって)感じます。ポケモンクレヨンしんちゃんが好きだったので、こういった劇場版アニメも小さい頃はとても楽しみにしていた記憶があります。でも、もし大学生になって初めてこれらの映画を観たとしても、幼いころに感じたようなワクワク感は得られないんじゃないかな…とも思います。(と同時にベストタイミングの映画を見逃しているのかも、と思うと悲しいですが…)

                                      スパイダーマン (字幕版)

 

僕がどうして急にこんなことを思ったのかというと、最近「ゴッドファーザー」を観て、「ゴッドファーザー」のような作品は、もし中高生くらいの時に初めて観ていたら、テンポの遅さに途中で観るのをやめていただろうなと感じると同時に、映画は観るタイミングが重要だな、と思ったからです。

 

まだまだ観ていない作品がたくさんあったとしても、これから観ればいいし、その時々での映画との出会いを楽しみにすればいいのだと強く思うようになりました。

なので、もし僕と同じように少し不安な気持ちを持っている人がいたら、気にする必要はないです。初めて観ることになるまでは芸人の「かまいたち」のような態度で行こうと思います。笑)


www.youtube.com

 

ということで、僕が大学生になってから観て本当によかったと思う傑作映画「ゴッドファーザー・PART1」について、見どころを紹介します。

 

特にネタバレはありませんのでご安心を。

  

ゴッドファーザー

名前は聞いたことある人も多いかもしれませんが大学生で観る人は少ないかもしれませんね。映画史に燦然と輝くフランシス・コッポラ監督の傑作マフィア映画。3部作ですがパート1だけでも見る価値があります。どれも3時間くらいあります……笑。個人的に好きなマンガ・ジョジョ5部はこの作品に強く影響を受けていますね。

                               ゴッド・ファーザー (字幕版)

実は僕は「古い」「グロそう」「なんか怖そう」という理由で何となく避けていたのですが、勇気を出して観てみて正解でした。僕と同じ理由で避けている方はぜひ一度鑑賞をお勧めします。この映画、マフィアの抗争・盛衰のストーリーとしても十分面白いですが、僕がこの映画を気に入った理由は、なんといってもこの映画の重厚で緊迫感のある世界観・雰囲気です。

1作目は1972年に公開されており、ワイヤーやCGを駆使した派手でかっこいいアクションも、現代風なテンポの良いストーリー展開もありません。超絶な美男美女が出ているわけでもありません。しかし、独特なテンポとライティング(照明)、ばっちり決まった俳優の渋い演技、家族愛を中心にした普遍的なテーマがこの映画を名作に押し上げたのだと思います。

全体的に暗い色味で、明暗を際立たせるライティング(上のジャケットでも顔の右半分が影になっていますね)は当時斬新だったようですが、本作の渋い世界観を形作る上で重要な要素になっています。

 

パート1の僕のお気に入りは、主人公・マイケル(アル・パチーノ)がパン屋の知り合いとともに病院の入り口に立って敵のマフィアをやり過ごすシーン。

 

病院へ、ドンである父の見舞いに行ったマイケル。奇妙なことに看護師以外人がいません。いつ狙われてもおかしくないマフィアのボスに付き人がいないのはとても危険な状況です。すぐに危険を察知するマイケル。父のベッドを移動させ、電話した仲間が来るまで、偶然見舞いに来たパン屋の知り合いとともに敵マフィアを待ちます。

しばらくするとそこへ1台の車が病院の前をゆっくりと通りかかります。車の中からマイケルたちを伺いますが、マイケルたち迫真の演技により、父の警備が解かれていないかと錯覚したのか、敵はそのまま通り過ぎてしまいます…。実際に身内で父を守っているのはなのはマイケルだけなのに。しかも二人とも銃すら持っていません(持っているかのようにふるまってますが)。

 

 

この場面で面白いのは、マフィアと無縁で生きてきたマイケルが殺し屋相手にひるむ様子を見せない点で、マイケルの天性のマフィア気質と骨太な精神が垣間見えます。一見なんてことはない短いシーンですが、手が震えてなかなかタバコに火がつけられないパン屋の知り合いと、落ち着いてタバコに火をつけるのを手伝うマイケルの冷静な姿が対比されて、何とも言えないぞくぞくするような緊張感があります。(0:00~1:30)


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このシーンはパート1の中盤に出てきますが、僕はここからグイっと引き込まれました。アメコミ映画などのアクションもかっこいいですが、「ゴッドファーザー」は「大人の男のカッコよさ」といったところでしょうか。何度も観る、というファンが多いのも納得ですが、小中学生のころに観ても、本作の気品のある重厚な世界観を面白いと感じる人は少ないのではないでしょうか…。

 

ここで紹介したのは3部作のほんの一部なので、少しでもゴッドファーザーに興味を持ったら、ぜひ見てみることをおススメします。

 

 

僕の中での「観てよかった」と思う映画は、観た後余韻に浸ってしばらく考えてしまったり、自分の人生(思考や言動)に影響を及ぼしたり、何度も観たくなるような作品です。そしてDVDや配信で観たときあるあるですが、「映画館で観ていたら最高だっただろうな」と感じるような作品。2時間という少なくはない時間を使って映画を観るのですから、できるだけいい映画に出会いたいものですよね。

 

ゴッドファーザー」は時間がたって見返すと、また違う見方ができそうです。大学生の時に出会えてよかったなと心から思います。

 

今回はこの辺で。

kuwaaa.hatenablog.com

 

TO BE CONTINUED

生存報告202104

こんにちは、kuwaaaです。

理系の研修室に所属したことのある方ならわかるかと思いますが、私は理系の修士課程1年生としてシンプルに忙しい研究生活を送っております。現在コロナ禍にあっての日々の安らぎといえばラボのメンバーとしゃべったり、家に帰ってYouTube(リロ氏のひとり遊びチャンネル、はなぜか毎回見てしまう)や映画を見たり、とりとめもない?ことをこうして文章に書くことです。


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ブログの書き方・運営の仕方などをネットで検索してみると、「1日1つ書け。」とか、「とりあえず100記事書きましょう!」という風におススメしてくる記事がたくさんあってうんざりします。僕は自分のペースで(楽しいと思える範囲で)書きたいと思っています。そもそも続けられなかったら元も子もない……。

 

 

このブログはSNSともリンクせず、知り合いにも教えずひっそりと書いています。PVを増やしていくためには必須のようですが、知っている人に見られるのってなんか気恥ずかしいというか、むずがゆいというか…笑。ゼロから風の向くまま気の向くままに書いています。(今現在)収益化もしていませんが、いつかできる範囲で収益化はやってみたいです。が、そこまでこのブログが成長するのだろうか…。

 

収益化してみたいとはいうもののブログでお金を稼ぎたい、という思いが強いあまりPV稼ぎ、収益稼ぎばかりに目が行って自分の好きなことがかけなかったり、世間に媚びへつらうような態度(言い過ぎ?笑)で書くようなことはやりたくないです。

 

                                 https://2.bp.blogspot.com/-anml3f0RBAw/WRaTQ3hqzuI/AAAAAAABEPg/Un5Z56mGiFE5KSeX2rYWq_t7BY8bPp1JQCLcB/s800/kenkyu_man_naayamu.png

自分の好きなこと・得意なことを世間のニーズに近づけていく、という姿勢がベストだと個人的には思っています。例えば、僕が映画について、大学(院)生や英語学習者の視点(理系の視点も?)、自分のユニークな体験に基づいて感想を書くだとか。そうでないと自分らしさも出ないのかなと思うんですよね…。知識面では専門家にはかなうはずがありませんし…。やっぱり自分の知識や経験って限りがありますので、持っている範囲でなんとか工夫して、自分しか書けない文章が書けるといいな、と思っています。

 

 ゆっくりぼちぼちと書いていきます。運よくこのブログを目にした方、応援してくれると嬉しいです。PVが増えればもうちょっと詳しい自己紹介もしたいな…笑。

コメントできるように設定しましたので、何かありましたら(なんでも?)お願いします。励みになりますので…笑。

 

TO BE CONTINUED